フリーランスは会社名に頼れないため名前をいかに覚えてもらうかが大切です。
名刺はフリーランスの顔になるものなので、大切な営業ツールで売上を左右するとも言えるでしょう。
しかし、名刺をいざ作るときはどのようなことを記載すると相手が関心を示してくれるかなど気を配りながら作成しなければなりません。ここでは、フリーランスの名刺の記載内容についてご紹介します。
1.フリーランスにとって名刺は一番大切!
名刺はフリーランスにとって一番大切な営業ツールです。
フリーランスになると営業することの困難さにまず気付くでしょう。知名度があって自然に仕事が入ってくればいいのですが、ほとんどのフリーランスの方は中々思うようにいきません。
営業するためには地道な活動が非常に大事になりますが、営業のみという訳にはいきません。
そのため、フリーランスにとって名刺はとても大切な商売ツールであり、名刺をイベントなどで配るだけでインパクトがあれば仕事に繋がる可能性があります。
何事にも名刺を上手に活用し、名刺から仕事に繋がる工夫や戦略が重要だといえます。
2.フリーランスの名刺は記載内容に注意しよう!
フリーランスの方が名刺を作成するときは以下のような記載内容に注意しましょう。
屋号
店舗の名称のことを屋号と言います。
会社を設立する際に屋号や商号を記載しますが、商号は必要ですが屋号の記載は必ずしも必要はありません。
屋号はフリーランスでも持つことができ、話をするきっかけになったり相手にいいイメージを与えたりできるだけでなく、ビジネスをしているという意識が持てるようになります。
屋号を付けるときは自分の仕事がすぐに分かって親近感があり多くの人が受け入れやすいものがベストです。
名前
WEBデザインなどの仕事を行っている方の中にはペンネームを使っている方もいるのではないでしょうか?
仕事をネット上のみで受注している方はペンネームのみで問題ないと考えられ、当然名刺も必要ないと思います。
しかし、相手と面会するときは名刺を渡す必要があるので本名を可能な限り使用するようにしましょう。
肩書き
名刺をもらった場合、一般的にまず名前を見てから次に肩書を見る傾向があり、肩書きによってどんな仕事をしているかを瞬時に見極める方が多いようです。
このような傾向があることから、肩書きにこだわりを持つのもおすすめです。資格を取得している方は、資格名として「宅地建物取引士」や「ファイナンシャルプランナー」などを記載すれば相手にインパクトを与えることができます。
住所
多くのフリーランスは自宅で仕事をしているので、名刺に住所を記載したくない方は多いのではないでしょうか。しかし、名刺に住所を記載していないと、渡した相手に「この人は何かやましいことがあるのではないか?」などの不信感を持たれる可能性があります。
住所をどうしても名刺に記載したくないときは、レンタルオフィスなどを利用するのがおすすめです。
電話番号・FAX番号・メールアドレス
名刺には必ず電話番号やFAX番号は記載します。
例えば、仕事を受注したあとクライアントがすぐに連絡したいことがあったとき、電話・FAXが記載されていないとクライアントが発注を破棄にする可能性があるので、名刺には電話番号およびFAX番号は必ず記載する必要があります。
メールアドレス
名刺に記載するメールアドレスはプライベートで利用しているアドレスよりも、別にビジネス用にメールアドレスを取得して記載した方が良いでしょう。
そのビジネス用のメールアドレスとして、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールがおすすめです。
SNS・ホームページの情報
SNSを記載する場合はプライベート用のものではなく、フリーランス用として使用しているものを記載するようにしましょう。フリーランスとして仕事を始めるためにホームページを作成している方は、ホームページのURLは必ず記載しておきます。
また、URLは相手がホームページを見るのに手間がかかるので、QRコードを貼り付けておくのもおすすめです。
3.まとめ
ここでは、フリーランスの名刺の記載内容についてご紹介しました。
名刺はフリーランスにとって一番大切な営業ツールなので、インパクトがある名刺を作成することと仕事に繋がる可能性があります。
フリーランスが名刺を作るときは、ご紹介した以下の項目に注意して慎重に作成しましょう。